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Channel: 歴史・戦史研究「ちはら会」Zwei
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勝負を決めたのは、「誰かが止めるさ」というマルチ心理!(笑い)ベンガルに起こったグプタ朝が世界の中心に?!~History of the World(アークライト)

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例会の最後に、str会長が持ち込んだ「History of the World」(アークライト)を4人プレイしました。陣営は、白(こまいふ)・紫(mitsu)・赤(str会長)・緑(山田)です。今日は、この4人組で3アイテムを駆け抜けます。

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第1エポック、あまり強力な国家は来ず、4人が地道に勢力を広げます。ミノア文明を取った白(こまいふ)が20点でトップになり、VPの高い中東を抑えたヒッタイトの緑(山田)が18点で追走します。プレイ経験がある赤(str会長)と紫(mitsu)は次ターンのローマを狙って、あえて低めの得点の十六大国と殷を抑えます。

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注目の第2エポックに、期待のローマは勃興せず。ならば、次ターンに再び、フン族かイスラム帝国が来ればと、赤(str会長)はあえて低めのカルタゴを選び、最下位をキープします。緑(山田)は略奪国家をお試しとスキタイを駆り、白(こまいふ)は与えられたケルト女王国で得点を重ねます。紫(mitsu)は、ここで方針を切り替え、VP の高い中東を抑えるべく、アケメネス朝ペルシアを勃興し、44点でトップに躍り出ます。

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第3エポックは、碌な国家が来ないだろうなと思っていたところ、紫(mitsu)にグプタ朝が来ます。!!奇しくも、第一手順となったため、先の遺産を丸々、援用し、ここで+50という大量得点に。

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東西ゴートの白(こまいふ)、予定通りフン族を引いた赤(str会長)、僻地の唐を選んだ緑(山田)も得点しますが、この時点で二番手に30点差以上をつけます。誰かが止めるだろうという心理で回ってきた僥倖でした。

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第4エポックは、白(こまいふ)が先読みの南北アメリカで+40点をとり、20点差まで詰めますが、スペインの赤(str会長)とオスマントルコの緑(山田)は伸び悩み、ポルトガルの紫(mitsu)がトップを死守します。

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最終の第5エポック、残り物のムガル帝国を率いた紫(mitsu)は、革命や入植といったイベントカードで高得点エリアに食い込み、+30点で終了。これをフランスを担当した白(こまいふ)が、海外植民で猛追しましたが、追いつけず。大英帝国の赤(str会長)と清の緑(山田)もそのまま終了。154点で10点差以上を守って、紫(mitsu)が勝利しました。

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歴史とSFのマルチと本格的作戦級の例会!~第165回ちはら会の報告

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秋空の元、過ごしやすくなった日曜日に、第165回ちはら会の報告が開催されました。いつもの常連さんに、「プロバルジ」ことDas Reichさんに、茨城会のにしさん、グループ乾坤一擲の平さんが参加し、7人でマルチ系と本格的作戦級を楽しみました。

先日、プレイされたアイテムと戦績は、以下の通りです。

History of the World(アークライト)2戦
 〇白(BIBI)147点・緑(平)142点・赤(エンジョウ)・141点・紫(mitsu)139点
 〇白(BIBI)139点・赤(にし)133点・紫(mitsu)131点・緑(平)123点・青(エンジョウ)122点
ライン演習作戦(グループ乾坤一擲)
 〇平艦隊・エンジョウ艦隊・にし艦隊
Ships  & Tactics(グループ乾坤一擲)
 〇ナデシコTV版(エンジョウ141点・トップを狙え!(平)128点・)銀河帝国(mitsu)106点
バルジ大作戦(CMJ)2戦
 〇ドイツ軍(Das Reich)対連合軍(にし)●
 ●ドイツ軍(にし)対連合軍(Das Reich)〇
Arnhem-West Wall(6A) ●連合軍(Tommy)対ドイツ軍(kawa)〇
Down in Flames(CMJ)ガダルカナル・キャンペーン試行 ●アメリカ軍(BIBI)対日本軍(mitsu)〇

最近、第二版の出た「バルジ大作戦」(CMJ)を、にしさんとDas Reichさんで二戦をしまして。Das Reichトレーラーの猛走を、にしさんが正面から受け止め、「教育的指導」になっていたようです。

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Tommyさんとkawaさんで終日、プレイした「Arnhem-West Wall」(6A)。ハーフマップなんですが、かなり本格的な作戦級らしく。その名と違って、アイントホーヘンまで含む、マーケットガーデン作戦のキャンペーンでした。連合軍は、アルンヘムの解放に成功したものの、なんと補給源のアイントホーヘン街道を遮断され、戦略的敗北だったそうです。Tommyさん曰く、「部隊を前線に持って行きすぎた」そうです。

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終盤に取り組んだ「ライン演習作戦」(グループ乾坤一擲)の増補版。今回は、シャルンホルストとグナイゼナウを加えた「幻のライン演習作戦」でした。エンジョウ艦隊とにし艦隊がプリオン・オイゲンを沈め、シャルンホルストを沈没寸前まで追い詰めましたが、ビスマルクとグナイゼナウがブレスト港に逃げ込み、ドイツ軍を指揮していた平さんの勝利でした。

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最後に、1時間程度を使って、BIBIさんとmitsuで、「Down in Flames(CMJ)ガダルカナル・キャンペーン」の試行プレイをしました。珊瑚海に向かう輸送船を迎撃したアメリカ軍(BIBI)を、日本軍の零戦隊(mitsu)が必死の防衛をして、勝利しました。お試しのため、次回以降にキャンペ-ンをしたいものです。あまりに展開が早くて、つい、写真を取り忘れました。

イデオンデッキの原型や小振りな特殊攻撃など、特殊兵器のオンパレード!~Ships & Tactics(グループ乾坤一擲)

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この日の緒戦は、平さん持ち込みの(というか制作の)「Ships  & Tactics」(グループ乾坤一擲)です。人数が集まるまでと3人プレイになります。陣営は、銀河帝国(mitsu)・トップを狙え!(平)・ナデシコTV版(エンジョウ)です。

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自分は原作を見たことがないのですが、「銀河帝国」以外はTVストーリーに基づく、特殊ルールが満載です。「トップを狙え!」は、イデオンデッキの元になったガンバスターが登場し、「ナデシコTV版」は威力は低いですが、避けられない空間転移砲と特殊バリアがあります。

序盤、早々にラインハルトとロイエンタールなどを引いた「銀河帝国」が、ガイエス・ハーケンと砲雷撃で敵艦を削ります。が、「ナデシコTV版」が巧みにビームを使用しない空間転移砲で、「銀河帝国」艦隊を消耗させます。特殊兵器がなかなか来ず、時間のかかった「トップを狙え!」も後半にガンバスターを起動させ、一気に両艦隊を損耗させます。

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気がつけば、終了時に残っていたのは、全艦隊とも要塞と2ユニットだけに。非常にまれに見る大消耗戦の結果、高得点艦を多く撃沈した「ナデシコTV版」(エンジョウ)が勝利しました。

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沿岸航海しかできない古き帝国のはずが・・・現代史に名を刻んだのは、なんとムガル帝国!!~History of the World(アークライト)

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続いて、古典的歴史攻防マルチの「History of the World」(アークライト)の4人プレイをしました。陣営は、緑(平)・赤(エンジョウ)・白(BIBI)・紫(mitsu)です。

第1エポックは、大きな差がなく、白(BIBI)のアッシリアをトップに、4人が10点台で並びます。ここで、紫(mitsu)はあえて少ない殷を選び、第2ターンのローマに賭けましたが・・・。

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第2エポックは、残念ながら、圧倒的なローマは起こらず。ならばと、紫(mitsu)は文明の守護者ことマケドニアを選び、征服した土地の行政組織をそのまま残して(特別ルール)31点を獲得し、トップに躍り出ます。これに次いで、勢力を伸ばしたのが赤(エンジョウ)で、ローマがいなければカルタゴの天下と、23点を加点し、第2位に。

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先の文明が残るこれ以降、各陣営は国順やイベントカードを駆使して、20-30点台、時には40点台を獲得して、丁々発止のかけ引きに。第3エポックは、ササン朝を引いた赤(エンジョウ)が43点でトップに飛びだし、ほぼ同じく42点を獲得した東ローマ帝国の白(BIBI)が次点に着けます。

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第4エポックは、やや遅れ気味だった緑(平)があえて先手のヴァイキングを選び、このエポックで最大の36点を獲得します。また、紫(mitsu)もスペイン艦隊を派遣し、33点で100点を超えます。が、辺境だったはずの赤(エンジョウ)の明が、予想外の活躍を見せ、総得点118でトップを守ります。

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いよいよ最後の第5エポック、「たまたま先手になった」白(BIBI)のムガル帝国が、セミダブル効果で41点を叩き出し、一躍、トップに返り咲きます。これを47点獲得の緑(平)が追いかけ、140点を超えますが、あと一歩届かず。最弱国のロシアとなった赤(エンジョウ)も考えられる全ての手を持って、やはり140点を超えましたが・・・トップの白(BIBI)さんがそのまま勝利しました。

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とはいえ、全員が10点以内の接戦だったわけで、非常にいい勝負でした。

途中で火星開発をした後で、バルジを終えたにしさくんを加え、第二戦に。陣営は、緑(平)・赤(にし)・青(エンジョウ)・白(BIBI)・紫(mitsu)です。

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第1エポックは、緑(平)の十六大国18点を筆頭に、全勢力が5点差という、超団子状態に。

そして、迎えた第2エポック、いつにヒストリー史上最大級のローマが登場します!見事に、引き当てた赤(にし)のうれしそうなこと。が、ローマは戦闘drが偏り、地中海を制圧するのに止まります。それ以上に勢力を伸ばしたのが、カルタゴで先行した緑(平)で、ローマを凌ぐ26点を獲得し、トップを守ります。

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第3エポックは、中小国が多い中、赤(にし)がササン朝ペルシアで唯一の70点台に用達し、ここで逆転します。これを緑(平)のフランク王国と白(BIBI)の東西ゴートが、約10点差で追いかける形に。

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第4エポックも、比較的中小勢力の勃興が続きます。白(BIBI)がセルジューク朝トルコで101点とトップに立てば、意外と点が取れるメソアメリカで赤(にし)が99点と肉迫。緑(平)のオスマン朝も92点と、三者の大混戦に。青(エンジョウ)のポルトガルと紫(mitsu)の明はともに80点台で、勝利は厳しくなります。

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が、最終の第5エポック、意地を見せたのは、この2勢力でした。青(エンジョウ)は大英帝国を用いて、全世界に艦艇を派遣し、その名の通り「太陽が沈まない帝国」を作り上げ、42点を獲得します。紫(mitsu)もフランスを率いて、負けじと帝国主義の本領を発揮し、それを上回る46点を得ます。が、最後は、またも「先手になった」白(BIBI)のムガル帝国が、38点を獲得して隆盛!なんと並み居る帝国主義諸国を押しのけて、二戦連続で現代史にその名を刻むことに成功しました。

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きっと、まともな蒸気船も作れない沿岸航海の古い帝国が、山川出版の教科書に最大の行数で載ったんでしょうね~(笑い)。

極めてテクニカルで、かつ、豊富なヴァリエーションが魅力なSFマルチ~テラフォーミング・マーズ」(アークライト)

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続いて、BIBIさんの持ち込んだ、火星開拓マルチ「テラフォーミング・マーズ」(アークライト)へ。前回のちはら会でプレイしたもので、かなりマトリックスが多く、慣れるまでは多人数ソロですが、多くのSFギミックが有り、楽しめます。今回は、初プレイのエンジョウさんにインストして、4人プレイです。

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各プレイヤーは開発よりも基本スペックをあげるべく、カードを廻します。基本的にいつも金銭は不足しているので、安めのカードを複数使って、それぞれの能力を上げていきます。ここで、平さんだけは、宇宙港開発や隕石落下などのビッグプロジェクトを進行させていきます。

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中盤になると、遅まきながら海洋や都市の設置が始まりますが、あまり速効点にならない森林が遅れ気味に。反面、愛玩動物等の影響で、なぜか、都市ばかりが立ついびつな開発に。その上、カードが地熱関係が多かったため、化石燃料を消費して、気温がどんどん上がり・・・大気汚染は大丈夫か?

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それでも、人類の(というより私企業の)たゆみない歩みにより、ついに植民が可能なレベルまで達します。ここまで、それぞれが独自の開発を続けたため、一見、有利不利がわからない状態でしたが、最後は土壇場で複数の称号を手に入れたBIBIさんが、寄り切って勝利しました。

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先に書いたとおり、かなり経験が必要なアイテムですが、「ソロ仕様」が効いていて、マルチにありがちな疎外感や理不尽感は少ないので、ウォーゲーマーに多いテクニック探求には合っているかも。次は、企業オプションも入れてみたいですね~。

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それでも、ドイツ軍はモスクワを目指す!~第166回ちはら会のお知らせ

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「天高く、馬肥ゆる秋」を地で行くさわやかな天候が続いています。11月の例会が決まりましたので、お知らせします。

[日時]11月10日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 2F 第1講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

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イメージは、ベタはまりで熱を上げている「激闘!タイフーン電撃戦」(GJ)。傑作「激マン」システムで描く、独ソ戦最大の山場のモスクワ攻防戦です。プレイ時間はなんと8時間以上(!)というヘビー級ですが、これが面白い!朝一ではじめて例会いっぱいかかりますが、どなたか、タイムリーな挑戦はいかがでしょう?

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最後に、次々回以降の予定を。

第167回ちはら会 12月1日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室
第168会ちはら会 1月5日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室

秋の京都で待っていてくれたのは・・・~「持つべきものは友」その1

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先週末、珍しく県外研修があり、京都へ。「秋の京都はいい」と聞いていましたが、到着の30分後には会議がはじまり、宿に戻ったのは21時過ぎ。翌日は早くから伏見で分科会のため、全然、古都を満喫するどころではなく・・・。移動途中で二条城脇を通過したり、朝早く起きて、池田屋跡を見に行ったりがやっと。う~む、これはホントに京都だったのかしら?!

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と、これを救ってくれたのが、関西在住のtakobaさんとぐちーずさん。事前に一報を入れたところ、「京都ゲーマー友の会」を準備してくれました。

二日目の3時過ぎにフリーになったところで、takobaさんの案内でゲームカフェへ(わざわざ、有給休を取得!ありがたや)。カフェ自体は東京と一緒で、ドリンク付きで持ち込み自由。このために、mitsuでもできる「Down in Flames」(CMJ)を持ってきていただき、ミッドウェイ・キャンペーンをすることに。

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自分はアメリカ軍を担当したのですが、やたらとエースカードが来たり、バランスのいい引きになったりで、史実通り、逆襲に成功。全然、空戦機動がわからなくても「バレルロールには、バレルロールだぁ」とか「ここはヴァーティカルロールで」とか、ゲームになるのが凄い。わからないことはtakobaさんが、懇切丁寧に解説してくれまして。サービス精神溢れる「接待プレイ」で楽しませていただきました。takobaさんのブログにも、載っています。https://takoba.exblog.jp/30144678/

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その後、仕事帰り風の「おじさん」二人で京都タワーに。takobaさんも久しぶりとのことでしたが、自分もたぶん40年ぶり。見事な夜景の中で、大きな寺院のところはそれらしく森のシルエットになっているのが、Good!すぐに戦況図が浮かぶあたりは、ふつーの観光客とは違うと思うゾ!

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駅でぐちーずさんと合流して、それは楽しいゲーマー呑み会へ。刺身に、揚げ湯葉、京野菜に上品な柚酒と、いずれもうまい!

関西のtakobaさんが初めて参加したのが、関東のちはら会(笑い)/東京出張は、可能な限り、ゲーム会に合わせる?!/軍神との呑み会は、楽しい/でも、龍虎さんも一緒になると「危険がアブナイ」?/ツクダ病は、違った意味で「アブナイ」/大航海時代は大後悔時代?!/次の「このしみゅげ」はイデオンで(うそ)/妙なゲームほど、あこがれる/takobaさんの空戦解説はわかりやすいが、また聞く(わかったつもりになれる!)/家入レオの魂は、尾崎豊/でも、家族は誰も行ってくれず・・・

あっという間に2時間が過ぎ・・・最後に、新福菜館のラーメンで〆に。行列待ちの合間にも、「このすぐそこの川原で、三成が首を切られた」とか「指がボロボロ落ちていた油小路は、あっち」とか、地元の方ならではの情報で、ほとんど待ち時間を感じないほど。

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そして、ラーメンは締めにふさわしい味。懐かしい昭和風の濃口醤油スープに、九条ネギとチャーシューが融合すると、絶品に!醤油味ばっちりの焼き飯も、おいしゅうございました。

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持つべきものは友・・・お忙しい中、お時間を作ってくれたお二人に、心より感謝いたします。また、続きは関東遠征の際に!

ゆくぞ、信繁のいた大阪へ!久しぶりに大阪に行ってきました~「持つべきものは友」その2

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関西出張がちょうど週末にかかっていたので、そのまま、足を伸ばして大阪へ。学生時代の知人が在阪だったので、連絡したところ、案内がてら、史跡巡りをしていただくことに。う~む、以前はバリバリの運動系でしたが、久しぶりに話をしたら、すっかり歴女になっていまして。畿内という地の利を生かし、ご家族や単独行で、本能寺跡や旧寺田屋、二条城など、京都・大阪の史跡を回り回っているそうです。

当初はマイナー極まる山崎天王山の踏破を予定していたのですが、先の台風21号の被害で、登山道が崩壊していて断念。ならば、NHK「真田丸」をなぞって、真田幸村の史跡を巡ることに。

燦々と陽が注ぐ秋晴れの中、午前中に大阪城を出発。豊国神社を経由して、そのまま、徒歩行軍で真田山へ。

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と、途中で大きな建造物があるので立ち寄ってみたら、高山重友(右近)の銅像が!中に入ると、広大な空間にステンドグラスに、キリスト像。そして、両脇に高山重友と細川ガラシャの肖像があり。大阪でも最大規模の聖マリア大聖堂だったわけで、信仰に生きたキリシタン大名と戦国大名の妻の殉職を紹介していました。

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これ以外にも浄土宗、禅宗、真言宗の寺院がやたらめったらあって。聞いてはいましたが、これほどとは。

その都度、反応していたら、正午を大きく回って真田山に到着。まずは、本命の真田丸跡を見聞。空堀のあったとされる場所に見事に高低差があり、陣地内に位置した心眼時を参拝。おお、このあたりはまさに「ブラタモリ」でやっていたゾ!

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続いて、新世界に移動して、串カツで兵糧をとり。休みもそこそこに、通天閣を抜けて、本命の茶臼山に。以前に来たときには、整備もされていないの雑木林だったのですが、「真田丸」効果か、すっかり明るく伐採されていて。南を見ながら、「狙うは、家康の首一つ!」と、あべのハルカス方面を睥睨。

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史実の通り(?)日が傾いてきた中を、終焉の地-安居神社へ。残念ながら、15分ほど間に合わず、参拝はできませんでしたが、見ず知らずの地元の方が解説を始めてくれまして。地元のタクシーの運転手さんが、ウォーキング中のところ、案内を買って出てくれたのでした。大阪の人は親切だぁ~。

そのまま、四天王寺を回って、心斎橋で神座の野菜ラーメンを取る頃には、もうへろへろ。万歩計で確認したら、15km強(!)を行軍していました。ずっと一筆書きで回っていたので、出張分の荷物が効いて、ホントに行軍したような気に。

翌日は10時から阪神百貨店のイカ焼きを皮切りに、ちょぼ、タコ、ネギの粉モンを三昧で。タイガースショップで購入した我らが阪神グッズを抱えて、帰郷しました。

前日の京都ゲーム接待から始まり、登山並みの大阪行軍と、とてもハッピーな週末でした。ただ、職場の方からは「秋の京都はいい!」といわれたのに、ほとんど、関係ない旅でした(笑い)。これは、お土産で誤魔化すことにします。

それはともかく、せっかく幸村熱が上がっているので、近いうちに「講談級大坂の陣」(GJ)をプレイしたいと思います。やっぱり、狙うは「家康の首!」

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幕末から正統派SFに、超B級の戦闘級まで!~第166回ちはら会の報告

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すがすがしい秋晴れの土曜日、例のごとく、行楽日和などなんのその(笑い)、第166回ちはら会が開かれました。いつもの常連さんに、遠く常陸国からにしさんが参加し、5名で幕末のカードドリブンから、火星開拓、そして超ハードB級アイテムまで、存分に楽しみました。

先日にプレイしたアイテムと戦績は、以下の通りです。

江戸幕府の黄昏(GJ) 〇佐幕(mitsu)対倒幕(Tommy) ●
テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)
[5人プレイ]
 〇ヘリオン(mitsu)73点・エコライン(BIBI)67点・フォボログ(にし)67点・マイニングギルド(Tommy) 56点・タルシス(kawa)52点
[3人プレイ]
 〇シネマテックス(BIBI)97点・インベントリクス(にし)93点・トールゲート(Tommy)81点
ラウンド・ヴァーニアン(ツクダ)第26話「新型RV出撃!」
 ジェイナス(mitsu)対ククトニアン(kawa) ジェイナス側優勢

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倒幕と佐幕の一騎打ちは、最終ターンに突入する激闘に!~江戸幕府の黄昏(GJ)

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最近、京都に行く機会があり、街中に溢れる幕末維新の記念碑に触発されまして。はじめに来場したTommyさんと「江戸幕府の黄昏」(GJ)を対戦しました。陣営はTommyさんの希望で倒幕側を、mitsuが佐幕側を担当します。

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第1ターン、まずは影響ポイント合戦で、西の雄藩の奪い合いになります。倒幕側に比較的高いAPのカードが来ていたことにより、薩摩・長州藩が倒幕支配に、土佐藩が佐幕支配になります。

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第2ターン、佐幕側に「井伊大老の就任」が来たので早速、プレイした直後、なんと「桜田門外の変」!流れは、倒幕派に傾きます。それでも気を取り直して、長州藩の支配を逆転し、熊本藩と宇和島藩を佐幕支配にします。

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第3ターンは、両陣営が激しい攻防を繰り広げ、西日本の政治攻勢は混沌とします。倒幕派が「土佐勤王党」を活性化し土佐藩の支配を奪い、長州藩には松下村塾が立ち上がります。佐幕派も負けじと、薩摩藩に「寺田屋騒動」を仕掛け、一時的にここを政治的な空白地帯にします。

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第4ターン、倒幕派が九州北部を固める一方で、佐幕派は家茂の登場で紀伊藩を奪い、同時に水戸藩・福井藩の支配を確立します。

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第5-6ターンも、九州と中国、南海道の主導権争いが続きます。両陣営ともイベントも駆使して、一歩も引かない展開に。ただ、佐幕側が得点カードをうまく切ったことで、VPは佐幕に流れます。また、第6ターンに開国となり、カードが増えたことで、イベントが強力化します。

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第7ターン、お互いに敵のイベントが多く来て、四苦八苦しながら政治的攻勢を続けます。倒幕派が中国と北九州の多くの藩を影響下におき、長州藩を包囲します。一方、佐幕側はこれまで取られっぱなしだった京都の主導権を、連続したイベントで奪還します。このターンも佐幕側の得点カード遣いがうまくいき、VPは14点に達します。

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最終第8ターン、後がなくなった倒幕側は決死の反撃をかけます。まずは影響下の藩で包囲した長州藩に内紛をかけまくり、ついにこの支配を奪い返します。同様に小倉藩を高杉晋作が攻め、無力化します。

これに対し、VPでリードしている佐幕派は無理な再奪還はせず、周辺藩の切り崩しによる得点の妨害を行います。その結果、中国こそ、6VPを渡したものの、その他はほぼ同数となり、最後に京都の5VPを獲得したことで、そのまま、ゲームエンドになりました。

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最終VPは17点と圧勝に見えますが、九州の得点カードが入っていて、かつ、横浜を取られていたら、10点以上が違っていたわけで、かなりの接戦となった可能性がありました。どちらかというと、苦しい展開をVP獲得のテクニックで凌いだ感じです。

小動物、微生物、鳥類の繁殖・・・地道なカード開発が明暗を分ける~テラ・フォーミング・マーズ(アークライト)

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続いて、お昼過ぎに5人が集まったところで、「テラ・フォーミング・マーズ」(アークライト)をプレイしました。ちはら会・茨城会で人気のあるSF惑星開拓マルチです。今回は、上級ルールの企業特性を入れてみました。

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これまでは特殊ルールはなく、一律に42金でスタートしたのですが、企業によって所持金が異なり、かつ、強力なカードに匹敵する特殊能力があります。例えば、今回、自分が担当したヘリオンは地熱エネルギー会社で、地熱を効率化し、結果、エネルギー供給が豊富で、同数の金に「換金」できます。今回の各企業は、以下の通りです。

ヘリオン(mitsu)
エコライン(BIBI)
フォボログ(にし)
マイニングギルド(Tommy)
タルシス(kawa)

序盤、各企業は己の思惑で基礎能力の向上に邁進します。なぜか、選んだ企業とカードのミスマッチが多く、開拓などどこ吹く風。テラフォーミングなのに、緑も海も全然、作らず、ひたすら、都市ばかりができあがります。もともと、荒野なのに、人ばかりが増えて、さらに殺伐としたマーズに。

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中盤になると、海関連のイベントが増え、海洋ができ始め、酸素濃度も上がってきます。が、複数の企業に地熱を変換できる能力があったので、みな、熱がたまらず。南極なみの極寒波が続きます。

それでも、後半になると、海洋も酸素濃度の上昇も頭打ちになり、TRをあげるため、気温の上昇を図ることが増えます。同時に、終了を睨んで、称号や王の獲得にも方向が分散し、誰がどの程度、VPがあるのか、わからない状態に。

火星のほとんどが開発タイルで埋め尽くされた状態でもゲームが続き、最後は痺れを切らしたエコライン(BIBI)が隕石落としで温度を上げ、片を付けました。

終了後、それぞれ、VPの計算に。基本のTR値にタイル数、称号等を合わせた段階では、エコライン(BIBI)がトップでしたが、最後のカードの得点を換算したところ・・・ヘリオン(mitsu)が逆転!

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イメージは、終了時のヘリオン(mitsu)のチャート。影響力は大きくないものの、早々に開発資金を軽減したり、資源や鉱物の価値を高めるカードを開発。さらに、地道に微生物や小動物、鳥類を繁殖したことで、カードだけで+21点できたことが効きました。

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その後、3人で続きの第二戦に突入したようで、シネマテックス(BIBI)が97点で、インベントリクス(にし)93点やトールゲート(Tommy)81点を抑えて勝利していました。

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2機のRVがキャノンを故障させるも、的確な読みでククトニアンを圧倒!~ラウンド・ヴァーニアン(ツクダ)

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最後にkawaさんと、久しぶりにB級戦闘級アイテムの「ラウンド・ヴァーニアン」(ツクダ)をプレイしました。今回のシナリオは、第26話「新型RV出撃!」です。

kawaさんに希望陣営を聞くと、機体(ドギルム)の揃っているククトニアンがいいとのこと。確かに、ジェイナス側はバイファム、ネオファム、トランファムの3機にジェイナスを加えた実質4機で、かつ、全て性能と特殊ルールが違うため、かなり面倒です。が、なんとか、ちはら会のB級魂で乗り切りましょう。

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第1ターン、両陣営は機体を加速させ、ゆるやかに接近を図ります。ジェイナス側は艦艇の支援(対空射撃)も考えて、加速はかなりゆっくりです。このターンは、大きな操縦ミスもなく、両軍とも(バイファムを除いて)遠距離ながら敵を2機程度ずつ、視認します。

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ここで、すかさず、ネオファムが遠距離射撃し、ドギルムの2号機に見事に命中弾を出します。しかも、武器を持つ右手!一気に状況を有利にできる可能性がありましたが、残念ながら、距離による威力の減殺で、損害はなしになります。

第2ターン、両軍は接近を続けますが、ここで敵がジェイナスの30へクス以内に。艦内に積んであるモノリスが、エキストラ力線を発生させ、ククトニアンのレーダーが全く使えないことに。

こうなると、ジェイナス側が一方的に射撃しますが、距離があったためと敵が十分な防御PPを投入していたため、命中弾はなし。

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第3ターン、このままでは一方的に撃たれると判断したククトニアンは、バーニアを全開にして、接近を図ります。両軍が中距離となり、同じくジェイナス側が射撃しますが、ククトニアンがPPをフルに防御に廻していたため、命中弾はなし。ちなみにこのターンは、トランファムがパネルチェックに失敗し、一時的にレーダー追尾を失います。

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いよいよ、両者が目視距離に入る第4ターン、読みの違いが明暗を分けます。ククトニアンはさらに加速をかけ、敵の後方に回り込んだ(と思われる)所で、ターンをかけます。うまくすれば、敵の背後を取れるはずでしたが・・・ジェイナス側はこれを読んでいました。ターン-バーニア-ターンの機動で制動をかけます。結果、敵の裏を取ったのは、ジェイナス側でした。

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まず、バイファム7(ロディ)が敵の指揮官の1号機に背後から射撃を行い、見事に右手に命中!ランダムdrで武器に命中となり、ドギルムは強力なハンドキャノンを失います。また、ネオファム(バーツ)は3号機を攻撃し、右足を破壊。このショックで、パイロットはパニックに陥ります。そして、レーダー捕捉に成功したトランファムは、2号機に命中弾を出しバーニアを破壊し、敵を恐慌状態にします。

ククトニアン側は1号機のみが攻撃可能でしたが、なぜかバイファム7(ロディ)だけ目視に失敗し、射撃できず。

第5ターン、いまだ、パニックから回復しない敵に対し、機体を旋回させたジェイナス側が加速をかけ、攻撃に移ります。が、ここではじめて、ジェイナス側に不運が。最もPPの高いロディの乗るバイファム7が、パネルチェックに失敗。結果はなんと、武器の故障!

ジェイナス側はやむなくパニック状態のドギルム3号機に射撃を集中し、バーニアとハンドキャノンを破壊します。

第6ターン、擦れ違い後、お互いに制動をかけ、再び、目視距離に接近した両者は一斉に攻撃を行います。まず、バイファム7(ロディ)が敵の動きを読み切り、敵の背後に!これを予測していなかった3号機は、回避もできずにもろにパンチを食らいますが・・・命中箇所はまさかの右足。厚い装甲に阻まれ、効果なし。

次にネオファム(バーツ)が2号機に的を絞り、強力なハンドキャノンを発射。が、ここでまたもや武器の故障!しかし、後方から対空砲火を撃ちまくっているジェイナスの一発が2号機に命中し、カメラアイを破壊してしまいます。エキストラ力線でレーダーが使えず、目視もできなくなった2号機はただの的に。

これで、ジェイナス側で射撃可能なRVはわずかにトランファムのみに。が、ケンツとマキの乗るトランファムが、乾坤一擲とハンドキャノンを発射します。決して高いとは言えない命中率でしたが、ガンナーのマキが抜群の冴えを見せ、1号機に命中弾!これが見事に腹部を吹き飛ばし、指揮官機を爆発球に変えました。

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同時に、ククトニアン側の攻撃も行われましたが、目視のためにPPが取られ、命中率が低下。かつ、drにも恵まれず、攻撃は失敗に。

と、この時点で、例会の終了時間に。

ジェイナス側はバイファムとネオファムがハンドキャノンを故障させたものの、VPに響くような損害はなし。ククトニアンは最もPPの高い1機を撃墜され、かつ、残った2機もハンドキャノンを破壊または遺棄。さらに3号機はアイを破壊され、攻撃ができない状況に。(もとより、エキストラ力線でレーダー確認はできない!)

ククトニアンはバーニアを破壊されていることから、逃走はほぼ不可能で、このまま、続けると、おそらく、強力なハンドキャノンを持つトランファムとビーム砲だけの3号機のの一騎打ち次第でしょう。これから、ジェイナス側有利で終了としました。

これで、2シナリオをプレイしたわけですが、わずか3機ずつ(ジェイナスを入れれば、4機)の戦闘にもかかわらず、1ターンに付き、たっぷり30分はかかるハード級でした。ツクダ製はただでさえ、人を選ぶのに、さらに高いハードルのアイテムでしたね~。最後のシナリオなど、なんと16機が出てくる設定で、一体誰が(あるいは何人いれば)プレイできるのでしょうね?

冬はこたつでゲーム三昧?年越しゲームは、ちはら会で~第167回ちはら会のお知らせ

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いよいよ、年末。それぞれ、お忙しい中かと思いますが、年越しゲームをちはら会で。12月の例会が決まりましたので、お知らせします。

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[日時]12月1日(土)10:00-20:00
[会場]おゆみ野公民館 2F 第1講習室
[住所]千葉市緑区おゆみ野中央2丁目7-6
[アクセス]
 京成電鉄千原線「学園前駅」または「おゆみ野駅」から徒歩10分
または、JR鎌取駅発小湊鉄道バスでおゆみ野中央二丁目バス停降り、徒歩1分(20~30分おき)
[参加費]無料
[持ち物]ゲームとゆとりと常識

イメージは、前回の珍来反省会で、プレイ希望のあった「神々の戦い」(エポック)。各プレイヤーは主神となって、英雄を操り、民に神殿を建てさせ、最後はハルマゲドンでライバルを蹴落とすという、信仰に寛容すぎる日本だから成り立つアイテムかしら。間に合えば、プレイ準備をしておきます。

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最後に、次々回以降の予定を。

第168回ちはら会 1月5日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室
第169回ちはら会 2月2日(土)10:00-20:00 おゆみ野公民館 第2講習室

やっぱり、ここはゲーマーの聖地!~猿遊会2018へ行ってきました

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さわやかに晴れ上がった日曜日、今年も猿遊会に行ってきました。10時前に船堀の会場入りすると、すでにほぼ満席状態!前日からのがっつり系アイテムを楽しむグループが、ここかしこに。1年ぶりにお目にかかる方もいて、旧交を温めてきました。

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関西から来たtakobaさんも参加していた、作戦級空戦アイテムの「ELUSIVE VICTORY」。第4次中東戦争の航空戦で、前日はエジプト軍のSAMが破壊され、この日はイスラエル空軍の精鋭が散華したとのこと。シナリオでも、数時間は必要なそうで。

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千葉会でもおなじみのトンデモブラウンさんと山田さんが、「Fall of the South Vietnam」を対戦。その名の通り、アメリカ軍撤退後の南ベトナム解放を扱った珍しい作品です。そのまま、他の方も巻き込んで「Maria」に雪崩れ込んでいました。

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外国の方とYSGAの常連さんが対戦していた「Drive on Paris」。シュリーフェンプランの最終局面を扱います。

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奥津城さんとHAさんの「Hands in the Sea」。シシリア島を中心にした海洋マップで、いつの戦いか、聞くと「第一次です」。てっきりWWⅠかと思って、「ゲーベンは出てくるんですか?」 と尋ねると、二人とも「??」。そう、第一次ポエニ戦争とのこと。なんて珍しいテーマでしょう。

本格的作戦級愛好の金吾さんとSさんの「Holland`44」。なんと、昨日から二日がかりで対戦だったようです。

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いつものミニチュア系のみなさん。今回は、独ソ戦の初期を扱ったようで、3号戦車に、街道上の怪物T34、多数のラッチョ・ブムが美しく塗装されていました。

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主催のたかさわさんの歓待からいただいた記念品は、なんと自作の南北戦争アイテム!その名も「シュナンドウ・ナノ」。かつて国際通信社が発表した「ハガキのゲティスバーグ」のオマージュだそうで、その名の通り、シュナンドウ渓谷を舞台に石壁ジャクソンが大暴れするそうで。せっかくなので、インストしていただきましたが、これががっつり面白い!詳しくは、別記事にてお知らせします。

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この日、自分が対戦したアイテムと戦績は、以下の通りです。

躍進!無敵皇軍(同人)
 〇mitsu中将・ピポ元帥・たかさわ少将
シュナンドウ・ナノ(たかさわオリジナル)2戦
  〇北軍(たかさわ)対南軍(mitsu)●
  ●北軍(たかさわ)対南軍(mitsu)〇
ハリコフ攻防戦(CMJ) ●ソ連軍(コーラ)対ドイツ軍(mitsu)〇
300(中黒デザイン)2戦
 ●ペルシア軍(軍神)対ギリシア連合軍(mitsu)〇
  ペルシア軍(mitsu)対ギリシア連合軍(軍神)引き分け

国家の疲弊も、兵士の犠牲もどこ吹く風!強引に作戦を強行するほど、栄達できる?!非常にリアルなブラックジョーク~躍進!無敵皇軍(同人)

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この日の緒戦は、たかわささんのお誘いで同人の「躍進!無敵皇軍」を3人プレイしました。いわゆるウォーゲームではありませんが、かなりハードなミリタリー要素を詰め込んだマルチカードゲームです。

各プレイヤーは、日本軍の参謀本部の1将校となって、立身出世を目指します。イベントカードで軍部内や軍需産業にコネを作り、部隊配備や戦闘で有利な修整を獲得します。

それを元に、対ソ連軍・対中国・対イギリス・対アメリカの各戦線で作戦を行います。兵力が足りないときは、作戦を理由に強制的に国内から陸軍(兵役人口)を動員したり、他の艦船を借用したりできます。一旦、獲得した陸軍は、そのまま、現地で使い続けることができます。

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カードの指定兵力を投入できれば作戦成功で、投入した兵力に応じたVPを獲得できます。この時、敵の反攻を受けて兵力を失うこともありますが、これでさえ、「健闘した」とVPの対象に!作戦が成功すると軍政費用がかかり、毎ターン、VPが減少しますが、これも「国家方針」に必要だと中央政府に肩代わりさせることができます。

兵役人口が零になったらゲーム終了で、最も多くのVPを獲得したプレイヤーが勝利します。

序盤、「五一五事件」で政府を脅して資源を手に入れたmitsu少尉は、それを元手に航空隊を充実させます。ピポ少尉は国家財政を無視して海軍拡充に突っ走り、多くの艦艇を指揮下におきます。と、たかさわ少尉は陸軍を充実させ、いきなり大陸に出兵。強引に巻き込まれたmitsu少尉とピポ少尉もすわ遅れじと、作戦に協力し、VPを稼ぎます。

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その後、「ただ、成功しやすいから」とノモンハンに出兵したり、「点数が高いから」と南方を攻略したりして、出世(階級上昇)と指揮兵力の増強を繰り返します。多少、無理な作戦でも権限を生かして、内地から兵力を引っ張り出し、強引に成功させてしまいます。

そのうち、敵軍カードが増え、いずれの戦線も行き詰まりになったところで、「まだ、ましな」対アメリカ戦に突入!う~ん、そんな理由で、あの対米戦を?!この行き当たりばったり感があまりにリアルで・・・。

国家財政など、どこ吹く風と、強引に兵力を増強した結果、ミッドウェイとパールハーバーまで占領!ただし、駐留費用がひどく高いので、すぐさま、「国家方針に従っただけ」と費用を国に押しつける始末。おお、統帥権を盾にした、この暴走ぶり!

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その後も、あっちこっちの戦線に、見境なくVPを求めて首を突っ込みます。青年人口(兵役人口)をアジア各地に散らばせまくり、時折、敵の反撃も受けて、多くの犠牲を出します。最後は、東京大空襲を受けて、兵役人口が枯渇し、ゲームエンド。

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結果、陸海空をバランスよく揃え、最も多くの作戦を成功させたmitsu中将が勝利となりました。途中から予科練を動員し、空軍(航空隊)であちこちの作戦に介入したことが、VPを押し上げました。たかさわ中将は陸軍と空軍中心で、ピポ大将は逆に海軍と陸軍に偏ったため、VP的に届かず。

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ゲームには勝ちましたが・・・お気づきでしょうが、ペナルティが少ないことから、積極策ほどVPが取りやすくなります。兵力的に多少、無理でも、強引に作戦を決行し(戦線拡大)、それを理由に内地から兵力を投入させます(まるで関東軍)。勝手に占領しておいて手間がかかるようになると、「国の方針」だからと政府に肩代わりさせ、さらに戦線を拡大。失敗して恐ろしいほどの兵員を失っても、責任を取らされるどころか、「お国のためによく頑張った」とVPが上がる始末(インパール作戦か)。己の栄達のため、最後は青年人口(兵役人口)が枯渇するまで、軍拡に突っ走る・・・プレイヤーは、まるで牟田口廉也か、辻政信か。

あまりの無責任と暴走ぶりに、そりゃ、日本が滅ぶはずだと納得。「躍進!無敵皇軍」ではなくて「暴虐!無責任皇軍」かしら?!(苦笑い)。そう、このアイテムは、「ニュークリアウォー」と同じ系列のブラックジョークアイテムですね~。

「聞くところによれば、デザイナーは「国防軍の夜」(同人)を購入して、そのコンセプトに引かれ、デザインしたそうで。ある意味、プレイヤーを選ぶ同人アイテムですが、「非常によく」できているので、アイロニー好きには堪らないかも?!

いつ、動けるのか?本当に戦闘が起こるか?全ては史実通りの運次第!~シュナンドウ・ナノ(たかさわオリジナル)2戦

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続いて、主催者のたかさわさんにお願いして、「シュナンドウ・ナノ」(たかさわオリジナル)をインストしていただきました。前記事でも触れましたが、南北戦争フリークのたかさわさんが制作したミニゲームです。

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両軍はdrを振って、大きい方が1アクションを選択します(同数なら、南軍に)。1アクションで、1個旅団が1エリアの移動ができます。山地の移動では、さらに成功したかを判定します(1/2の確率)。dr6だと、ダブルアクションが可能になります。

南軍drが1の場合、アクションは終了し、戦闘になります。基本は兵力の多い方が勝利し、その兵力差分のVPを獲得します。同数の場合は、戦術的有利をもつ南軍の勝利となります(VPはなし)。

ターン終了時に、それぞれの色の付いている町を占領していると、その分のVPが獲得できます。第7ターン終了時に、南軍が7点以上を獲得していれば勝利、それ以外は北軍の勝利です。

南軍の方が兵力は少ないのですが、史実の石壁ジャクソンが行ったように、南軍は攻勢を義務づけられています。

第一戦は、量の北軍(たかさわ)対質の南軍(mitsu)で開始。序盤、2個旅団で北進を試みる南軍ですが、山地を迂回してストラスバーグに兵力を結集した北軍の前に、前進を阻まれます。

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ならばと、山地に旅団を送り、地道にVPの獲得を狙いますが、2ターンに渡って全く動かないうちにターン終了となり(南軍drが1)、思うように加点できず。

結局、この初動の遅れが祟って、2VPしか獲得できず、北軍の勝利に。

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この間、インスト入れてわずか20分。リベンジマッチで、同じ陣営で再戦します。

先の失敗を元に、南軍は組織的な北上計画を立てます。序盤、山地にいる北軍1個旅団を包囲殲滅し、量的均衡を取ったところで、全軍でストラスバーグを目指します。

連続して南軍のイニシアチブがとれ、早くも第2ターンにストラスバーグを占領します。

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時間的な余裕を得た南軍は一部を山地に迂回させ、VPを稼ぎながら、第5ターンに3方向からの分進合撃を成功させ、ウィンチェスターを陥落させます。そのまま、退却する北軍を追って、北部への門ハーパーズ・フェリーに。4個旅団同士の死闘は、ジャクソンの戦術的手腕により、南軍の完勝に!

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その後、再編成された北軍が山間部から反撃に出ますが、時間切れ。ぎりぎり7VPを獲得した南軍の勝利となりました。

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「ハガキのゲティスバーグ」のオマージュという通り、移動も戦闘も当てにならない自軍を統制して、いかに勝機をつかむかという、南北戦争の雰囲気はばっちり。drによってはなすすべもない展開もあるでしょうが、慣れれば15分というプレイ時間ですので、次の対戦をすればよし。

イメージは、惜敗だったのに、なぜか満面の笑みのデザイナー氏。うまく機能したことが(かつ、いい展開になったことが)うれしかったそうで。

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20年ぶりの対戦でも、ゲームになる古典的作戦級~ハリコフ攻防戦(CMJ)

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その後、たかさわさんのコーディネートで、初参加のコーラさんと「ハリコフ攻防戦」(CMJ) を対戦することになりました。コーラさんはかなり以前にSLGをプレイし、しばらくご無沙汰していたそうで、ここ数ヶ月の出戻り組みとのこと。
持ち込んでいた中で最もシンプルな「ハリコフ攻防戦」(CMJ)を作戦のインストもしながら、対戦することに。それなりに攻勢のできるソ連軍をコーラさんが、ドイツ軍をmitsuが担当しました。

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序盤、ソ連軍は主力の戦車軍団をハリコフに向けます。さすがにこの数の敵に対し、ハリコフ市街地の死守は自殺行為のため、歩兵で戦線を張りながら、郊外へ後退します。

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それを追って、ソ連軍が突進し、ハリコフを一時占拠します。

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が、敵が前に出てきたため、SS装甲師団が反撃を開始します。第4ターンの2:1攻撃こそ失敗したものの、その後は増援の装甲師団を集中投入し、南部から迂回攻撃で戦線を突破。背後に回り込んでハリコフを奪還し、敵の後方を遮断。正面からの押し上げが鉄槌になって、この方面の1/3の兵力を撃破します。

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一方、南部ではスチームローラーにより鉄道支線が遮断されたもの、やはり集結した装甲師団がドネツ河を逆渡河して、中央部の敵を包囲していきます。第5ターンに突破口を開き、歩兵の守備隊を包囲殲滅し、第6ターンには敵の背後に向かって突進を開始します。

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と、この時点でソ連軍の戦線はほぼ崩壊したため、終了としました。

コーラさんはまともな対戦は20年ぶりとのことでしたが、戦線の構築は覚えていたようで、今後やり込めば、いい勝負になるかも。また、どこかで対戦しましょう。

典型的な量対質の戦略級!スチームローラーのペルシアか、ゲリラ戦のギリシア軍か?!~300(中黒デザイン)2戦

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夕方近くになって、軍神さんにお声かけをいただき、「300」(中黒デザイン)をプレイすることになりました。その名の通り、映画「300」で描かれたペルシア帝国とギリシアのポリス国家群との戦いです。

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エリア式カードドリブンの戦略級ミニゲームですが、史実通り、生産量も兵力もペルシア軍が圧倒的で、ギリシアポリス国家の2-3倍を誇ります。ふつーに考えればペルシアの圧勝でしょうが、優秀なギリシア軍が様々な揺さぶりをかけ、本土防衛を試みます。

シークエンスは、生産-カードプレイ-補給とシンプルです。ターン始めに生産があって、ここで兵力とカードを購入します。カードプレイではイベントとして使用するか、1アクションのいずれかを選択します。

1アクションで、1エリアの部隊を移動できます。自軍がすでにいるエリアは通過できますが、空白や敵がいるエリアに入ると停止し、戦闘になります。

戦闘はペロポンネソス半島の地形を考慮して、ギリシア軍にかなり有利です。兵力がいくつあっても、ともに振れるdr数は3個まで。より多くの目を出した側が勝利しますが、敵地での不案内を考慮して、ペルシア軍は4以上は全て「4」と見なします。そう、ギリシア軍が5-6を出し続ければ、絶対に負けません。

それでも、正面決戦ならば、いつかはペルシア軍の量が圧倒するでしょう。これを制限するのが補給判定です。本拠地にいるペルシア軍に制限はありませんが、ギリシアに入った途端、各エリアに着き1戦力しか養うことができなくなります。結果、史実のようにテルモピュライで足止めできれば、ペルシア軍は補給不足で壊滅するか、根拠地への撤退を余儀なくされます。

さらに、陸路での押し合へし合いだけでなく、どこにも強襲上陸できる海軍があり、敵の後方を狙って、隙を突くゲリラ戦が行えます。両軍は敵の本拠を一気に付く上陸作戦ができ、また、進撃を遮断する背後上陸やVP確保のため島嶼攻撃も行えます。

両軍とも非常に多くのオプションがあって、いい意味で悩みの多いアイテムです。

まず、第一戦は、大群ながら扱いの難しいペルシア軍を軍神さんが、内線戦略のギリシア連合軍をmitsuが担当します。

第1ターン、ペルシア軍は全てを兵力生産につぎ込んで、アクションはなし。ならば、この隙にVPを得んと、ギリシア軍はペロポネソス半島を北上します。

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第2ターン、いよいよ、ペルシア軍が攻勢にと思いきや、ここで「王の急死」。ターンがなくなったため、ギリシア軍は悠々と兵力の増強ができます。

ちぐはぐ感はあったものの、第3ターン、ペルシアの大群がペロポンネソス半島に雪崩れ込みます。騎兵を先頭に怒濤の進撃をしますが、史実通り、テルモピュライでギリシア軍が迎撃します。ここで、mitsuが5-6を10回近く連発し(!)、第一次遠征を退けます。

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第4ターン、気を取り直して再編なったペルシアの大群が、再び遠征に。今度は、ペルシア軍も奮闘し、一旦はポリス近くに迫りますが、あと一歩足りず。補給切れを恐れて、やむなく本拠地に撤退します。ギリシア軍は送り狼のように、半島を奪還し、VPは振りきりに。

そして、最後の第5ターン、残った山札は4枚。4枚目が「王の急死」ならまだ可能性はありましたが・・・2枚目にこれが出て、ゲームエンド。望外にも緒戦でギリシア軍の勝利となりました。

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第2戦は、陣営を入れ替えて、ペルシア軍(mitsu)対ギリシア連合軍(軍神)です。

先の展開から、ペルシア軍(mitsu)はいかに「王の急死」(無条件ターン終了)を防ぐかを前提に作戦を立てます。16枚のカードがあるので、最大の6枚を引くと「王の急死」の確率は35%です。これが5枚ならば、30%強ですみます。敵が引いてくれれば大手を振ってフル活動できるので、それが確認できるまでは5枚引きを原則にします。うまくすれば、「王の急死」が1回程度で済むかも。

第1ターン、ペルシア軍は前回の展開に習って、全てを兵力生産につぎ込みます。少し違っていたのは、海軍をフルに建造したことです。これを見たギリシア軍はナクソスに上陸し、VPで優位に立ちます。

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第2ターン以降、エーゲ海を舞台に激しい島嶼争奪戦が展開されます。ペルシア軍が海軍を集中してナクソスを奪還すれば、ギリシア軍は別の島嶼をとるなど、めまぐるしく支配とVPが入れ替わります。途中、1回「王の急死」が入り、実質2ターンの駆け引きの結果、ギリシア軍がややVP有利で最終ターンに。

第5ターン、ここでも「王の急死」の可能性がありましたが、そこは例の5枚引きでクリア。ペルシア軍が重い腰を上げ、ペロポネソス半島に雪崩れ込みます。強襲上陸も成功し、ティバイまで進撃しましたが、大消耗戦となり、実質的な攻勢能力を失います。

と、ここで敵がパスを選択したため、こちらもパスをして終了。結果、最終ターンに4VPを取り戻し、危ないところで引き分けになりました。

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考えることが非常に多く、かつ、イベントの振れもあって、大いに楽しめました。ここ近年の中黒氏デザインらしく、「キレッキレ」の作品です。古代戦でかつギリシア国家というマイナーテーマですが、これを機に興味を持つ人が増えたらいいですね~。

最後は、おふざけで・・・軍神持ち込みのカード立てを握って、「リアルバトル」をする筆者。ずっしりと重いアクリル製で、これで殴られたら、結構痛い?!「これじゃ、馬鹿じゃねーか」と笑いながら、お付き合いただいた軍神どの、ありがとうございました(笑い)。

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偉大なるファラオよ!比類なき大王よ!~古代戦アイテム

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古代戦ジャンルのプレイ率が4割を超えたので、更新と本ブログへの移転をします。それにしても、このジャンルは歩みが鈍く、初稿からもうすぐ9年目ですが、更新記録は今回を入れて2回だけ。20アイテムですが、マイナー故にちはら会でもなかなか相手が見つからず。ソロでも頑張りますが、どなたか、よろしくお願いします。

<初稿掲載:2010/01/24 >
 
多種多様のSLGの中でも、独特の雰囲気を持ったテーマが存在します。紀元前から西ローマ帝国崩壊までを扱った古代戦です。

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その最大の特徴は、やはり史料の稀少さ故、解釈が様々に分かれるところでしょう。数少ない史料をつきあわせて、当時の様子を描き出そうとする故に、足りないところは合理的な類推が補うことになります。前後の文化性や流れを元に、こうあったはず、と理知的に補完をしていくのですが、時には一つの新発見で、通説が覆ってしまうこともしばしば・・・。現存する最も古い戦闘の記録といわれている「カデッシュの戦い」でも、実は起こっていなかったという、極端な説もあるくらいですから・・・。

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また、その期間の長さも、他のSLGに比べると、対照的です。もっとも人気のあるWWⅡアイテムが、足かけ6年間の時期を扱っているのに対し、古代エジプトだけでも3000年(!)の歴史を誇るわけですから、汎用システムなど、できようがありません。

つまり、この時期の戦いは、デザイナーが主説を選択し、思い入れたっぷりに演出していくことが可能になっています。ファラオや大王を中心とした英雄物語でもいいし、古代文明の興亡をマクロ的に描いたものでも、良いわけです。

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○●は、いつもの表示です。
無印…未プレイ △…軽くインストプレイ ○…ソロプレイ済み ●…まさかの対戦済み

<人類誕生から地中海文明の興亡まで> 3アイテム

STICKS&STONES~人類創世記(T誌付録) 
 人類最古の時代の戦闘級。時代は、紀元前1万年!!マンモス狩りもあります。

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CIVILIZATION~文明の曙(AH)●
 かなり真面目な文明史。キャンペーンだと1日で終わらないそうで、ちょっと時間がかかります。

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History of the World(アークライト)●
 正確には、古代史だけではありませんが、文明の発祥から古代史もプレイできるので、こちらに入れました。プレイヤーは歴史の見守り手という斬新な観点で、古代から現代までの帝国・王国・民主国家・その他の勢力の攻防を描きます。新版になってプレイ時間も3時間ほどと、とてもやりやすくなりました。

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<偉大なる古代エジプトとオリエント・ヘレニズム文明>  9点

カデシュの戦いCMJ) 
 記録に残る最古の戦い。奇襲を受けたエジプト軍でしたが、最後はラムセス二世の活躍で劣勢をはねのけたとか。

TRIREME(AH) 
 紀元前400年から紀元前後までの水上艦隊戦。この間、ハードは、ほとんど進歩していないんですね。

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300(同人)●
 映画「300」の背景になった、ペルシア帝国対ギリシアポリス国家群との戦いを扱った戦略級。 同人ながらCMJの中黒氏デザインで、コンポーネントと内容ともに、商業誌レベルのキレッキレの出来です。量対質の典型的な戦いで、脳みそ沸騰ものの駆け引きが秀逸です。

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ペロポネソス戦争(VG)
 アテネ対スパルタの古代ギリシアの戦いを描く、戦略級。珍しいのは、ソロ専用と言うことで、一方の陣営でスタートして、攻めきれないと、途中で陣営が変わるという、「目から鱗」の得意なシステムを採用。Victory Gamesらしく詳細なルールなので、いつかどっぷりソロしてみたいです。

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アレクサンドロスの戦い(CMJ別冊)
 アレクサンダー大王の偉大な足取りを体験できます。よくもまあ、SLG「冬の時代」明けに出したものだ!偉いぞ、CMJ!

アレクサンドロスの遺産(AD) 
 大王亡き後の後継者争い。マルチにすると、面白そうで・・・。なんと、GJ誌で再版となりました。

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ALEXANDER(AH) 
 ガウガメラの激戦を再現した会戦級。昔は、これしか手に入らなかった。

Alexander the Great(GMT) 
 大王の4つの会戦をクワドリで、再現。オプションまで入ると、かなり精密です。

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アレキサンダー・トライアンフ(アドテクノス)
 抜群のプレイアビリティを誇る浅野竜二氏のデビュー作。基本システムは、ローマン・トライアンフ(旧GJ)と同様です。対ペルシア戦の3つの戦い-グラニコス・イッソス・ガウガメラをプレイできます。

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<古代地中海の覇権> 5点

ハンニバル(Valley Games)● 
 カードドリブンの最高傑作の呼び名もある、第二次ポエニ戦争もの。あまりに美しいコンポーネントに痺れます。すっかり、mitsuの定番となったアイテムです。

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ポエニ戦争(SPI/T誌付録)○ 
 評判の高い戦役級。第1次から第3次までの戦いが楽しめます。古いゲームなので、時代を超えて、指揮官ユニットを共用しますが、指揮官名があったら盛り上がったでしょうね(自作で行くか?!)。

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ローマン・トライアンフ(旧GJ)● 
 ハンニバルの全ての会戦を、シンプルにゲーム化。あの戦象隊が登場します。

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ピュロスの勝利(CMJ)○
 「スパルタクス」のヴァリアント。アレクサンダー大王の血を引くピュロスの対ローマ戦を再現。

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スパルタクス(CMJ)○ 
 ローマを揺るがせた剣闘士の叛乱を扱った戦役級。会戦では、陣営の再現までできて、整然と並んだ戦列が激突する様は、圧巻です。

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<全ての道は、ローマに通ず> 3点

CAESAR(AH)
 カエサルの最も困難で成功した戦役-ガリア征服のクライマックスを描く会戦級。外周から押し寄せるおびただしい数の蛮族と、内線の利を使って迎え撃つ精鋭ローマ軍団の激突を余すことなく、再現します。

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ローマ帝国の滅亡(T誌付録)○
 珍しいソロシステムのローマ帝国滅亡史。衰弱した帝国に、無数の蛮族が押し寄せる様は、壮絶。特に、シナリオ5「フン族来る!」では、21戦力のレギオンに対し、なんと130戦力のフン族が襲いかかります。

ローマを継ぐもの(旧GJ)
 西ローマ帝国の崩壊と、ゲルマン王国とビザンチン帝国の攻防を描く、マルチゲーム。プレイを堪能できる(知識を持つ)5人を集めることから、ゲームが始まるか?!

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戦国時代とWWⅡからこの趣味に入ったため、古代戦に興味はなかったのですが、カルタゴを巡る興亡やラムセス二世の活躍などを、通書や物語で知り、徐々に史料とアイテムを集めることになりました。知らないテーマは極力、控えたにもかかわらず、気がついたら16点のアイテム数に・・・。

ここまでプレイできたのは、わずかに1つで、6%(!)と、過去最弱。唯一、プレイ済みの「ローマン・トライアンフ」(旧GJ)も、まだ、未プレイのシナリオが残っています。とりあえず、2割突破をめざして、あと2アイテムを頑張ります。古代戦ファンのみなさん、ちはら会で一戦、いかがですか?

<2010/2/28の追記>
先日、プレイした「ポエニ戦争」(T誌付録)で、古代戦アイテムのプレイ率が2割を越えました。


また、オークションで、以下のアイテムを手に入れました。

アレキサンダー・トライアンフ(アドテクノス)

これで、総数は17アイテムです。次の目標は、地道に3割突破、あと3点です。 

<2018/12/6の追記>

先日、プレイした「300」(同人)で、古代戦アイテムのプレイ率が4割を越えました。前回の更新後に、プレイされたアイテムは、以下の通りです。

ピュロスの勝利○
History of the World(アークライト) ●
300(同人)●

また、新たに追加になったアイテムは、以下の通りです。

ペロポンネソス戦争(VG)
CAESAR(AH)
300(同人)
History of the World(アークライト) 

こちらは、古代戦ジャンルにエントリーしていましたが、ゲームシステムと展開からファンタジー級に変更しました。

トロイ戦争(T誌)

これで、総数は20アイテムで、プレイ済みは9点となりました。次の目標は6割突破で、あと3点です。

人出は少ないといいながら、いつになく充実したゲムマに~ゲームマーケット2018秋

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先月最後の休日に、千葉会yagiさんのお誘いで、ゲームマーケット2018秋に行ってきました。二日目ということも有り、若干、空いているなと思ったのは大間違いで、中には溢れんばかりの人、人、人!案内いただいたyagiさんも、自分のブースがわからなくなるほど(笑い)。

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SLGの常連組は前日の出展が多かったようですが、この日でもサンセット、え~ゲームi-OMGなどの大手に、さいたまオフライン、YSGA、ジブセイルズ等が参加されていました。

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イメージは、軍装した三楽堂の店長さん。来場者に「国防軍の夜2」をインストされていました。

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yagiさんから「テストプレイ、つきあって~」と、CMJのブースに行き、新作予定「菅渡戦役」をローテンション。これを見かけた来場者から「これはどこで売ってるんですか?」とお声がかかるなど、宣伝効果もあったかな・・・。

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最後に、ついつい、購入してしまった戦利品。Bonsai Gamesの「TOGO」に、話題の「300」。新作の「ウォーゲームハンドブック2018」と名作カード戦術級のヴァリアント「PANZER WAFFE WEST FRONT」。

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お隣のブースで販売されていた「ボードウォーゲームをプレイしてみよう Vol.2」。仙台から来たということで、少しでも帰りの荷物を減らせるよう(?)お布施買い。

極めつけは、アルンヘムシステムを用いた「東大安田講堂強襲」。ジブセイルゲームの新作で、当時に東大キャンパスを描いたマップ上で、火炎瓶や敷石投擲、放水車、催涙ガスなどが飛び交います。「かえんびん、投げられま~す!」という呼び込み文句が「危険がアブナイ」と、つい、購入してしまいました(笑い)。

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